プライベートゾーンとパブリックゾーンの分離
住人のそれぞれに来客が多い住宅の場合、来客時にプライバシーを確保できないと非常に不都合なことになる。たとえば、風呂あがりに来客に遭遇したり、トイレに行くにも、食事を作るのも遠慮しながら、などという状況である。独立した大人同士が一緒に生活する場合、必要な時にプライバシーを確保できるように計画するということが重要だと考えた。

回遊動線
玄関からクロークを抜け家事室、キッチン、リビングをぐるりと一周でき、さらに収納庫やパントリー、家事室、キッチンは通り抜けられるようにも計画されている。何通りもの動線を持つことで、自由にストレスなく動くことが出来る。

パッシブデザイン
南側に大きな開口を持ち、また吹抜け上部からも日射取得する。室内は土間し、また吹抜けの壁を蓄熱性の高いものとすることで、取得した熱を蓄熱させる効果も考えた。

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